業務内容
【業務概要】
生成AI(VLM/LLM)を実空間に拡大するための研究開発、および適用ドメインの探索をご担当いただきます。
【業務詳細】
■将来に向けた技術シード、研究テーマの探索活動
・モビリティに限らず、AIのマネタイズが期待できる分野を調査
・ボトムアップでの研究開発計画の立案/推進
(年1~2回の海外出張の可能性あり)
■基盤モデル(VLM/LLM)を実空間へ拡大
・認知科学、人間工学など、他分野との学際的研究推進
・HMI、ソーシャルロボットへのAI実装、PoC
・AIカスタマイズ:PEFT(LoRAなど)技術の実装やRAGとの混用など
■関連技術の調査およびベンチマーク
■大学など社外パートナーとの共同研究
業務のやりがい・身につくスキル、技術優位性、製品の強み・魅力
・AI理論専門家から、HMI, Robot, Material専門家と協業できる環境
・研究用のオンプレGPUサーバー確保 (A100数十枚規模)
・各個人へ専用の高性能GPU提供 (RTX6000相当)
・国内外の研究パートナーとの共同研究経験
募集背景
生成AIの発展は著しく、実空間への活用が現実化しつつあります。しかし、挙動が不安定になるケースが依然として多く、実課題への適用には多くの課題が残されています。
先端技術をキャッチアップしながら、独自技術を築いていくこのフェーズで、一緒にチャレンジしてくれる仲間を募集しています。
職場情報
AI研究部では、ADADASやRoboticsを中心に、AIの実用化に向けた研究開発を進めています。私たちAI基盤研究室理論研究課では、最先端のAI技術、特にマルチモデルや大規模AIに関する研究開発に注力しており、要素技術の深化や適用領域の拡大を目指しています。現在、24名のメンバーが在籍しており、他社での経験を持つキャリア入社者が多く、年齢や役職に関係なく各自の能力を最大限に発揮できる文化が根付いています。
キャリア入社者の比率は約50%で、自動車業界だけでなく、家電や産業機器メーカーからの転職者も多くいます。自動車分野の専門家はもちろん、非自動車分野の知識や業務プロセスを取り入れることで、旧職での経験を活かして活躍できる環境があります。また、在宅勤務は週3から4回可能です。
例えば、40歳で社会人経験が10年の中途入社者は、前職が家電メーカーでした。自動車部品のイメージが強い中で、実際には開発だけでなく、先進的な理論研究にも力を入れ、AI品質保証に向けた研究開発を行っています。常に最前線での仕事が求められるため、新しい技術を積極的に取り入れることができ、非常にやりがいを感じているとのことです。
応募資格
<MUST要件>
・自ら新たな研究テーマを企画・立案した経験
・AI(特にLLM/VLM)を物理世界(HMI, ロボットなど)へ応用した経験
・生成モデルをカスタマイズした経験(finetune, LoRa, RAG, Prompt engineering 含む)
・新しい技術にも、好奇心旺盛に挑める方
<WANT要件>
・AI/認知工学/人間工学に関する深い理解(大学院レベル)
・技術議論および専門文書を読解できる英語力(TOEIC 700点相当以上)
・査読付きジャーナル・学会での論文採択経験
・特許出願経験
待遇
想定年収:600万円~1,100万円
※給与は経験・能力を考慮の上決定します。
その他については募集要項をご確認ください。